重度な疲労感が6ヶ月以上続いていて辛い。
このような状態の方は単純な慢性疲労ではなく、慢性疲労症候群の可能性があります。
・慢性疲労症候群とは…
日常生活に影響を及ぼすほどの疲労感が長期間続く病気です。
風邪のような症状から始まる事が多くその後疲労感が6ヶ月以上続きます。
疲労を回復する機能がうまく働かず、いくら休んでも疲れがとれない状態です。
疲労が蓄積しただけの慢性疲労と勘違いされがちで、病院に行っても異常が見つからず
風邪と診断されてしまうこともあります。
・症状
□疲労感(日常的な動作や作業だけでもぐったりとしてしまい日常生活に影響を及ぼすほどの疲労感)
□痛み(筋肉痛、関節痛、腹痛、顔のこわばりなど苦痛な状況が続きます)
□睡眠障害(不眠や過眠など睡眠の異常が見られ、質も悪いため疲労が抜けず倦怠感も出てくる)
□精神障害(神経伝達物質の低下により抑うつ状態を引き起こすと言われていて、感情も不安定になる)
□知的活動障害(脳機能の低下や精神障害により思考能力や記憶能力が低下しやすい)
・原因
慢性疲労症候群の原因は、まだはっきりとは解明されておらず今のところ
□ストレスによる体調の変化
□遺伝的要因によって引き起こされる免疫や内分泌、神経の異常が組み合わさることで発症するものと考えられています。
発症してしまった場合の治療は、内科的治療、精神科的治療などとても大変です。
ですから予防が大事です。
原因は解明していないですが、少なくとも疲労を重症化しない事が大事になってきます!
そのためには栄養、休養が必要です。
1.栄養面では疲労回復効果のあるビタミンB群やビタミンCなどを摂るように心がけましょう。
2.休養面では慢性的な睡眠不足が続いていたり、就寝や起床時間が一定しない生活を続けていると
睡眠の質の低下につながり疲労が蓄積していきます。
寝室の温度、湿度や照明の明るさなどに注意しながら、ゆっくりと質の良い睡眠が取れるよう工夫していきましょう。
3.そして最後に正しい姿勢でいることも大切になってきます。
姿勢が悪いと代謝が低下し、老廃物や疲労物質が停滞し疲労も抜けません。
そして呼吸も浅くなるので睡眠の質も悪くなったり、自律神経の乱れも出てきたりと
悪循環になっていきます。
以上の三点を意識して予防をしていきましょう!!
姿勢などでお悩みがあれば、当院にお任せください♪