そもそも猫背って何?自分も猫背なの?
よく耳にする猫背。
でもそもそもどんな状態が猫背なのかよくわからず、実は猫背と思っていなくても猫背になってしまっている方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、猫背の種類をお伝えしていきます。
そもそも猫背とは…
人間の正常な背骨の状態は、もともとまっすぐではなく背骨全体を横から見た時に
S状のカーブ(生理的湾曲)になっています。
このカーブを描いていることにより背骨は柔軟にしなり、外部からの衝撃などを吸収できるようになっています。
ですが、このS字カーブの湾曲が強まり、頭や肩が前方に出てしまっている状態が猫背です。
しかし猫背にも種類がありそれによって現れる症状も変わってきます。
猫背の種類
□首猫背:通称ストレートネックともいわれ、頭だけが前方に出てしまっている姿勢です!
スマホ操作時の下を向いた姿勢や事務作業やPC操作時の前かがみの姿勢が多い方がなりやすいです
□背中猫背:一般的に見られる猫背です。背中の中心から曲がってしまい丸くなっている状態です。
長時間での前かがみ姿勢をとる事務作業やPCを多く使う方に多いです。
□腰猫背:腰部分が曲がっている姿勢(腰が横から見て丸くなっている状態)です!
デスクワークの方や床での生活(あぐらをかいて座る等)そして畑仕事や高齢者に多いです。
□反り腰猫背(腹猫背):通称隠れ猫背といって一見猫背に見えないですが、
腰が前に反っているせいでお腹が前にポッコリと突き出してしまっている姿勢です!
女性に多くハムストリングス(太ももの裏)の筋力不足やハイヒールでの生活の方が多いです。
症状
首猫背:頭だけ前に出るため通常以上に首肩の筋肉に負担がかかり、首・肩こり・頭痛・顔のむくみ・腕のしびれなどがでやすく、ひどいと首を動かすだけで痛かったり、頚椎ヘルニアのリスクもあります。
背中猫背:背中が丸くなることで肩が内巻きになり僧帽筋が左右に牽引され、
血行が悪くなり肩こりや頭痛などが起きやすいです。
肩甲骨の可動域にも支障がでて肩が上がらなくなったりするリスクもあります。
そして前傾姿勢が長時間続くため腹部の胃腸などの内臓や消化器系の神経も圧迫され胃痛や胸やけなど内臓にも不調が出てきます。
腰猫背:腰回りの圧迫のため腰痛や腰椎ヘルニアのリスクが高まります。
下腹部の臓器にも影響があり、便秘や下痢、生理周期の乱れ、そして足のむくみや冷えにも繋がります。
反り腰猫背:一番は腰痛が出やすい姿勢です。本来骨盤は30度ほど前傾していますが(横から見て前に傾いてる状態、骨盤がお辞儀しているイメージ)、反り腰の場合それ以上に前傾してしまってる状態です。そのため骨盤に関わる筋肉に負担がかかります。見た目的にはお腹がぽっこり出てしまったり出っ尻になってしまいます。
猫背の原因
原因はほとんどがその人自身の生活習慣にあります。
例えば
・足を組む
・家では床での生活が多く体育座りや横座りしている
・片足重心が多い
・長時間での前かがみ姿勢など
一人一人によって習慣が異なるため、きりがないのですがその原因となっている習慣を改善しなくてはいけません。
少しでも上記の姿勢が多かったり症状が出ている場合は、一度当院にご相談ください。
当院ではカウンセリングも行い、根本改善のために原因を追求しお伝えしていくとともに
責任持って改善のため施術を行っていきます!!