マグネシウム、カルシウムと一緒で吸収率アップ
マグネシウムは、カルシウム同様に、骨の形成に必要なミネラルで、
体内の50~60%は骨に、残りは筋肉や脳、神経に存在します。
食事で摂取したマグネシウムの吸収率は30~50%と報告されていますが、
カルシウムと一緒に摂取すると相乗効果で吸収率が高まります。
骨のためにもカルシウムと一緒に摂りましょう。
サプリメントや健康食品より、食品から
カルシウムもマグネシウムも、通常の食事では、過剰摂取の心配がありません。
ですから、食事からの摂取がおすすめです。
マグネシウムが不足すると?
一方、マグネシウムが欠乏し、低マグネシウム血症になると、
吐き気、嘔吐、眠気、脱力感、筋肉のけいれん、ふるえ、食欲不振がみられます。
長期にわたるマグネシウムの不足は、骨粗しょう症、心疾患、糖尿病など生活習慣病のリスクを
上昇させるとも言われています。
摂取しやすい食品
☆マグネシウムを多く含む食品は、(100gあたり)
○ノリなどの海藻類
(あおさ3200mg、青のり1400mg、こんぶ510mg、いわのり340mg)、
○ナッツ類
(ヒマワリの種に390mg・アーモンドに270mg・カシューナッツに240mg・ゴマには360mg)、
○大豆製品の中で特に多く含まれているのは
(きなこ240mg・木綿豆腐130mg・ゆで大豆110mg)などです。
○魚介類では
(干しエビ520 mg・するめ310mg・なまこ160mg)などに多く含まれます。
牛乳(110mg)をはじめとする乳製品はカルシウム源としてもっとも吸収効率がよく、
☆ほかに、カルシウムを多く含む食品は、(100gあたり)
○豆腐や納豆などの大豆製品
(油揚げ300mg・がんもどき270mg・厚揚げ240mg・豆みそ150mg)
○魚介類、
(桜えび690mg・しらす干し520mg・あゆ500mg・いわしの丸干440mg・ししゃも350mg)
○海草類、
(ひじき1400mg・わかめ820mg・のり280mg)
○緑黄野菜も、優れています。
(モロヘイヤ260mg・小松菜150mg)
上記2種の食品成分を見比べると重複して入っているものも多く、効率の良い好みの食品を
探してみるのも、良いかもしれませんね♪