体温を一定に保つメカニズム
皮膚・血管・汗でコントロール
人間には体の体温を調節する機能が備わっています。
本来人間の体温は36度5分前後に保たれており、それには皮膚の力が関わってきます。
寒い時は立毛筋という筋肉が収縮して毛穴や汗腺の穴がふさがります。その時の状態が鳥肌です。
体表面の穴を閉じることで体から熱が逃げるのを防いでいます。
暑い時は汗腺から汗が出て皮膚表面を濡らします。汗が蒸発する際に体から熱を奪い体温が上がりすぎるのを防ぎます。
同時に皮膚表面の血管を拡張し血管からも体温を逃し一定に保ちます。
指示を出すのは、、、
皮膚は体温コントロールに大きな役割を果たしています。が、
皮膚が自発的に行なっているわけではなく、
間脳のの視床下部にある体温調節中枢が指令を出します。
皮膚の温覚や外気の変化を感じると、神経を通じ体温中枢神経にいきます。
次に自律神経を通じ指令を与え皮膚に変化が起きます。
つまり体温をうまくコントロールするためには、
血液の流れを良くしておくことももちろん大事ですが、
神経の伝達が大事になります。
原因の一つが、猫背など姿勢不良です!!
猫背の姿勢が続き体に歪みが生じていると神経伝達機能が低下し、発汗に異常が生じ体温調節などの働きも低下します。
まずは根本の歪みを整え、体にラクに働かせてあげましょう!!